「わんにゃんハート」にもかかわらず、気づけばわんこ情報ばかりを掲載している当媒体…(反省)。にゃんこ情報も、より充実させていきたい!ということで、まずは猫を学び、楽しく暮らすためのヒントを得るセミナーへ参加してきました。
当記事では、猫ブリーダー兼ホリスティックカウンセラーの資格を持つ講師・菊池恵さんのお話しを再録。可愛い仔猫も登場しますので、お楽しみに♪
【セミナー講師紹介】
エキゾチック・ショートヘア・マンチカン専門
キャッテリールー&デュー代表/ホリスティックカウンセラー
菊池恵さん
愛猫
ぷーちゃん
(♂・9カ月・エキゾチック・ショートヘア)
「猫との暮らしは毎日が楽しく、とても癒やされます。猫の仕草や鳴き声などを理解することによって、関係性をより良いものにすることができます。猫をお迎えする方はもちろん、すでにお迎えされている方にとっても『猫を理解する』ことが大切です」
〝猫のしっぽ〟から気持ちを読み解こう
猫はしっぽの動きで、言葉と同じぐらい明確に気持ちを表すと言われています。代表的な感情と、そのときのしっぽの動きをご紹介します。
○甘えたいとき
お尻の穴が見えるぐらい、しっぽをピンとまっすぐに立てて近寄ってきます。ごはんの前など、この姿で足もとにスリスリする子も多いのでは。
○攻撃的なとき
威嚇しているときには、しっぽを立て、毛を逆立てます。漫画などではわかりやすく、ブワッと毛がふくらみますが、あながちウソではありません。ビックリしたときも同様です。
○恐怖を感じているとき
怖いときには、できるだけ自分を小さく見せようとし、しっぽを股の間にしまいます。わんこもテンションが下がると、しっぽがだだ下がりになりますね。
○イライラしているとき
1秒間隔ぐらいで、大きくブーンブーンと左右にしっぽを振ります。眠いときにかまったり、爪切りなどのお手入れのときになる子が多いようです。
○疑問を感じているとき
飼い主に名前を呼ばれ「とりあえず返事をしておくか…」というときには、しっぽを軽く1~2回振ります。気まぐれでなかなか思うように甘えてくれないのが、猫と暮らす醍醐味でもあります。
○「見つけた!」何かを発見したとき
獲物などを見つけて飛びかかろうとするとき、次の行動へ移る勢いづけで、しっぽがピクピク痙攣します。特に小動物や虫に反応する猫が多いので、ハムスターなどと共生しているお宅はご注意を!
○「やめてほしい」と思っているとき
しっぽを固くし、左右に振ります。さらにお腹を見せるのは「降参です…」の合図。
今回は、しっぽから発せられるメッセージのご紹介でした。ちなみに〝かぎしっぽ〟の場合は、少し読み取りにくいことも。根元をよく観察することで、感情別の動きが掴めるようになってくるようです。
~セミナー参加にゃんこ紹介~Vol.1
蛍(ケイ)くん(♂・4カ月・よもぎ猫)
飼い主さんの職場で、母猫とはぐれてしまっていた元保護猫。「迎えるつもりはなかったのですが、呼んだらこちらへ来たのがきっかけで、家族になりました。いまでは癒しの存在です」と飼い主さん。
次回の更新もお楽しみにニャ~!