札幌西区「やすらぎの丘」に1000坪の「さっぽろドッグランド」がグランドオープン！

5月1日のプレオープンから、すでに200頭を超えるわんこが来場！そのうちのほとんどが会員になるなど、好評です。

ドッグランの構想は2年前。きっかけは「火葬の待ち時間や供養の際に利用してもらえる、息抜きの場を提供したかった」と話す菊地敦美マネージャー。しかし、愛犬家でもある菊地マネージャーの想いは“気軽に寄れるラン”から、本格的なランづくりへと邁進しました。

約1000坪のランは、小型と大型犬エリアに分かれ、双方に足洗い場も完備。設計・監修は市内で人気のあったドッグラン「ドッグストック」(現在は閉店)が担い、安全面や使いやすさもぬかりなし。手入れの行き届いたフカフカの天然芝に傾斜もあるため、わんこたちの運動不足解消にもってこいです。

菊地マネージャーは「オープンギリギリまで、さまざまなドッグランへ飛び込み、お話を伺ったり、アドバイスを頂戴しました。わんこたちがのびのびと走り回り、飼い主さんたちが微笑ましく見守る場所…というのが理想ですが、実際には、わんこ同士の相性や体格差により、事故が起きてしまうケースもあることを学びました。私たちは『細かい！』と言われてしまうほどのルールを設け、安全第一のランを目指しています」

実際、プレオープン期間を経て、当初の規約から改訂したことも。例えば、犬種の性質や性格上、他のわんこに危害を加えてしまう可能性が高い場合には、スタッフの判断により、利用中断を促します。その見極めをより確かなものにするため、年内には“慣らしスペース“を設けるなど、さらにランを区分けする予定とのこと。

また、同場所にはペットサロンも同時オープン。「足だけシャンプー」(1000円〜)もあり、ランで泥んこになってしまったわんこも、トリマーがすっきりふわふわに洗いあげます。ほかに「爪切り」や「耳掃除」(各500円〜)といったワンコインサービスもあり、ランのついでに気になる部分をケアします。

菊地マネージャーは「霊園である以上、いままでは『また来てくださいね』とお声がけすることに抵抗がありました。これからは新たな思い出をつくる場所として、笑顔で遊びに来ていただきたいです。神様や虹の橋を渡った子たちが見守る丘で、愛犬との絆を深めめてみませんか。感染対策や安全面確保のため、当面は事前予約をお願いしています。みなさまのご来場をお待ちしています！」とPRしています。