住宅リノベーションを手がける「FLAT HOME」(札幌市)が、4月27日から「愛犬家への住宅提案サービス」を開始しました。犬との〝より幸せな共生〟をサポートします。

「愛犬家住宅コーディネーター」ってなに?

「愛犬家住宅コーディネーター」とは、一般社団法人 愛犬家住宅協会が認定する資格。「犬の育て方」と「住まい」を両軸から考える専門家を指します。

「FLAT HOME」の平田一良社長は昨年、同資格を取得。自身も愛犬2頭(ヨークシャー・テリア、エアデール・テリア)と元保護猫3頭と暮らす大の動物好きです。

「もともとは水道修理など、設備関連の仕事を10年してきましたが、愛犬家住宅コーディネートは〝自分のやりたいこと〟と〝できること〟をドッキングしたサービスだと思いました。近年ではペットを我が子のように思う人が増え、人以上に〝犬視点〟を重んじる人も少なくありません。そういった要望に事務的に向き合うのではなく、血の通った対応をするのが私の使命です」と平田社長は話します(以下()内すべて平田社長)。

一般的に多い愛犬家からの依頼は「ドッグラン」や「足洗い場」ですが、目に見えない部分にこそこだわるのが、同サービスの特徴です。

「コロナ禍でペットの需要が高まっていますが、いざ迎えたら住環境との折り合いがつかなかった…というケースもあります。例えばこういった場合でも、消臭効果が期待できる内装材や防音性の高い断熱材を使用するなど、工夫できることがあります。『家族が動物アレルギーだった』というケースでも、換気設備を充実させることで、症状を緩和できるかもしれません。動物を迎えた以上、終生飼育の責任を果たしてほしい。この事業には、保護犬猫を減らしたいという願いも込めています。ペットを迷子にしないための対策も大切で、破れない網戸など、脱走防止策についてもご提案できればと思います」

問合せがあった際のヒアリングでは、ペット同席を推奨。犬種の特性や性格はもちろん、シニア期や〝ペット亡き後〟についても掘り下げて話をします。

「現在のペットが亡くなったあとに『またお迎えしたい』という考えがある方と『この子が最後』と考えているご家族とでは、家づくりも変わってくるもの。まずは予算や工期以上に『こんな風にペットと暮らしたい』という理想をぶつけてください。ペットと人、双方にとって快適な住まいを目指しましょう」

現在、犬や猫と暮らしている人だけでなく、これから迎えようとしている人も、気軽にお問い合わせください。

FLAT HOME合同会社
住所/札幌市手稲区手稲山口624
電話/050ー3704ー2457
HP/https://flat-home.jp

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