春が恋しい今日この頃。新型コロナ感染拡大の影響もあり、年明けからはまだ何も撮影会やイベントを開催できていないわんにゃんハートです。

そこに、以前からお世話になっているニセコのコンドミニアム「スノードッグビレッジ」さんより「愛犬と一緒に、宿泊体験取材に来ませんか」とお声がけいただき、札幌から3組のわんこと飼い主が宿泊体験させていただきました。

ミリー(生後11ヶ月・♀・ヨーキー)&編集担当・後藤

今回が初旅行のミリー。ようやく体重が1㎏に到達したものの、ちびっこのため、旅行中はほとんど抱っこやスリングで過ごします。なんだか飼い主だけが浮かれているように見えますが、パピーもニセコの冬を楽しむことはできるのでしょうか。

八朔くん(7歳・♂・ゴールデン・ドゥードル&ママ)

スノードッグビレッジさんから「わんにゃんハート会員より、大型犬も是非ご参加ください」とのリクエストがあり、ご一緒させていただいた八朔くん。自分を小型犬だと思っている節があり、よくママのお膝におっちゃんこします。八朔くんとママは雰囲気がよく似ているため、取材中、どちらと会話しているのかわからなくなることも(褒めています)。

ジョーくん(11歳・♂・ビーグル)&湯山カメラマン

わんにゃんハート撮影会でおなじみの湯山カメラマン。溺愛しているジョーくんが旅のお供です。仔犬時代は身体が弱く、なかなか歩けなかったジョー。“立つんだジョー”から命名されて11年、今では赤チ○が顔を出すほど元気なおじいワンに成長しました。シニア犬によるニセコ滞在の楽しみ方、見せてもらいましょう。

マナーを守る飼い主が楽しめる“犬の楽園”

宿泊するスノードッグビレッジは、一昨年の夏にリニューアルオープンした全35室のコンドミニアム。ニセコ町東山の静かな森にあり、3棟すべてがわんこ同伴可能な宿泊施設です。

大自然の中にありますが、ニセコビレッジスキー場までは、わずか200mほど。人気観光地の「高橋牧場 ニセコミルク工房」は散策の範囲内にあり、ニセコエリアで一番にぎやかなヒラフまでも、車で約12分です。

同館に犬のサイズの制限はなし。超小型犬から超大型犬までウェルカムという、貴重な“犬の楽園”です。当然、何でもアリということではなく、基本的なマナーである「自室以外でのリード着用」や「吠え続けない」など、一般客への配慮を重んじています。また、部屋に入る際は足を拭いたり、雪の上でおしっこをした際には、雪で覆って景観を守ることなどがお約束です。

まずはチェックインし、各自の部屋へ。わんこたちはクン活に勤しんだり、早速寝床に落ち着いたりと、自由時間です。みな自宅から普段使用しているベッドやラグ、食器を持参しています。

広々と開放的な客室は、モダンスタイルで統一。全室キッチンや食器、乾燥機付き洗濯機などのアメニティが充実しており、長期宿泊にもオススメです。

犬と冬のニセコを散策しよう!

お部屋で少しまったりした後は、スノードッグビレッジが、札幌の「ペット可レンタカー札幌」とコラボして走らせている「ドッグフレンドリーシャトル」で街へと繰り出します。

冬道の運転が苦手な人も、これなら安心!行きたい場所を伝えると、運転手が現地へと届けてくれます。車内には大型犬用のケージも常備されていますが、リード着用で直接乗ることも可能です。まず最初にやってきたのは、ヒラフ坂。

こちらは一面、わんこにも人にも嬉しいロードヒーティング。真っ白な景観を楽しみながらも、足元はスタスタと歩きやすいです。道中にはたくさんのコーヒースタンドやキッチンカーがありました。テイクアウトも楽しめそう♪

お散歩大好きな八朔くん。ニコニコしながらニセコの雪を眺めていました。シニアであまり歩きたがらないジョーくんは、抱っこ散歩が中心。綺麗なお姉さんに抱かれ(注・後藤ではありません)ニセコの風をクンクン。とてもリラックスしていました。

ヒラフ坂を歩いたら、ぜひ立ち寄りたいフォトスポットが「I❤︎NISEKO」オブジェ。夜はライトアップされてさらに映えますが、昼でも十分きれいで、北海道らしさ満点です。

続いてやってきたのは、ニセコで貴重な店内犬同伴可の「セブンスターズカフェ」。オシャレな雰囲気の店内に、気分がアガります。

同店の看板メニューであるボリューム満点のハンバーガー、大人気のエッグベネディクト、ランチでお得に食べられるメンチカツなど、充実のメニュー。わんこクッキーも販売されているので、お散歩の後のご褒美にもオススメです。

店内にあるフォトスポットで、3ショットに挑戦。なんとも息の合わない写真が撮れましたが、なんでも可愛い、楽しい♪笑

お腹いっぱいになった後は、道の駅「ニセコビュープラザ」で地元の野菜を調達。何に使うかは、夜のお楽しみです。

わんこも人もニセコの食を楽しむ夜

部屋に戻り、薄暗くなる夕刻からは、スノードッグビレッジならではの楽しみ方「焚き火セッション」(マシュマロ&ホットドリンク付き/500円)に参加しました。

パチパチと音を立てる焚き火で温まりながら、マシュマロをくるくると回して“カリッ、トロッ”の幸せな食べ物へと変身させます。これが子供に返ったように、みな夢中になりました(一番真っ黒焦げにしたのは八朔くんママでした)。セットドリンクのホットチョコやホットワインも美味しくいただきました。

そしてお楽しみの時間。部屋でのディナーです。今回は、同館に併設している居酒屋レストラン「ウパシセタ」の冬期間限定「チーズフォンデュコース」(1人前/3500円)をオーダーしました。

ミルキーなチーズをたっぷり入れては溶かし、ニセコ産のじゃがいもやニンジン、道産野菜やマッシュルーム、ルスツ産ベーコン、カラフルパスタなどをたっぷり絡めていただきます。とにかく野菜が甘くて美味しい!おそらく一番食べたのは、私(後藤)だったことでしょう。えへへ。

続いて、わんこたちの夕食です。自宅から持参したフードに、先ほど道の駅で購入した地元の野菜を湯がいてトッピングします。

キッチンや食器が全て揃っているので、自宅同様にわんこごはんの準備ができます。手作りごはん派やシニアでトッピングが必要なわんこも、ここなら安心ですね。

さぁ召し上がれ♪ジョーくんと八朔くんはあっという間に完食。食べムラのあるミリーは「私、野菜はいらないわ」とほとんど残し、しっかりと八朔くんの胃袋におさまりました。

今回は部屋食にしましたが、ウパシセタ店内でわんこと食事することも可能です(要予約)。地元食材を中心に使用しており、本州や海外からはもちろん、道民にも「美味しい」「新たな発見がある」と好評です。

夕食の後は、ニセコの冬の夜を楽しむ時間。スノードッグビレッジのエントランスには、かまくらや肉球のライトアップがあり、夜を灯しています。

静かな森の夜。ひんやりと冷たい空気が流れ、時折雪が舞っていましたが、心がぽかぽかする温かい時間でした。わんこたちも寝る前に夜のお散歩を楽しみ、むぎゅっ、むぎゅっと雪を噛み締めて歩いていました。

明日はニセコで、どんな出会いや楽しみがあるのかな?そんな思いでワクワクしながら、わんこも人も眠りについた1日目でした。続く…♪

スノードッグビレッジ
住所/北海道虻田郡ニセコ町字東山19-1
HP/https://snowdogniseko.com/
Instagram/https://www.instagram.com/snowdog_village_niseko/
※宿泊料金や予約については、HPをご確認ください。

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