昨年6月「新十津川駅」で駅長犬を務めていた元保護犬(しっぽの会出身)のララちゃんは〝虹の駅へ〟旅立ちました。みなさんは〝虹の橋〟と表現されることが多いですが、ララちゃんは駅長犬だったので、虹の駅と表現したいと思います。

亡くなる少し前、呼吸が苦しそうなので、病院に行くと「極度の貧血で赤血球が減少し、危ない状態」と言われました。点滴などを施し、夜中にはマッサージもしてみましたが……あっという間に逝ってしまいました。

新十津川駅には、たくさんの保護犬仲間たちが応援に駆けつけてくれました。愛犬を亡くされたばかりの乗客が、ララちゃんの存在を聞き付け、心の整理をしに会いに来てくれたこともあります。

ララちゃんは本当にたくさんの人たちに愛され、幸せいっぱいな犬生だと思います。

いつも列車には乗れなかったララちゃん。今度はちゃんと虹の駅へ乗って行きました。

応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました。

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