「ペットと賃貸」第10回目のコラムとなります。本日もよろしくお願い致します。

ペットと賃貸に関わることをベースに書かせていただいておりますが、そもそもペットをいざ迎え入れるとなると、どんな種類が良いか迷われることも多いと思います。

ペットを迎え入れるにあたっても、ご自身がお住まいの賃貸物件によって、迎え入れて良い動物、そして条件が異なります。前回のコラムでもお話しさせていただきましたが「飼育不可物件」で隠れてペットと暮らすのは、絶対におやめください。

▼Vol.9「ペット飼育不可物件」で犬や猫を飼うべからず!
http://oneheart.fun/pr/pettochintai9/

本日はペットを迎え入れるにあたり、種類を選ぶための参考となるお話ができればと思います。

猫は大きさ制限なし、大型犬は受け皿が少ない

主なペットとしては、犬・猫が多いかと思います。

猫の場合は大きさがほぼ同じなので、種類に制限を設けられていることはありませんが、犬の場合、ほとんどが大きさの制限を設けられています。

「犬OK」とされている場合、小型犬は可であっても「中型犬以上、または体重○㎏以上不可」とされているところが多数です。大型犬の受け入れは、極端に少なくなります。

特に単身用物件は「不可」となっているところが多い印象です。「規約に犬OKとあったから」と言っても、なんでも良いわけではありません。大きさや頭数がオーバーしてしまったから、コソコソ隠れて飼うことになった……なんてことにはならないようにしてほしいと思います。

また「小鳥」や「ウサギ」などの小動物については、原則、ペットの扱いとされることは少ないようです。そのため「ペット礼金」は必要ないことも多いですが、念のため、管理会社や家主に確認しておく方が、後々トラブルにならずに済みます。

ペットを迎え入れると、数年~数十年、一緒に過ごすことになります。最初に賃貸契約等にしっかり目を通すのはもちろん、些細なことであっても、確認を怠らないことをお勧めいたします。

【筆者紹介】
津田 芳典(つだ・よしのり)

1980年札幌市生まれ。大手不動産賃貸会社で7年間勤務後、不動産管理会社に転職。11年不動産管理会社を設立。24年に会社売却し、第二の人生として新たなスタートを切る。愛犬4匹(トイプードル、チワワ)と暮らす。

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