こんにちは。桜もラストスパートを迎え、すっかり春の真ん中ですね。みなさま、ゴールデンウィークはどのようにお過ごしされたのでしょうか。

新型コロナが猛威を振るい、北海道では第4波を迎えた連休になってしまいました。なかなか気持ちが落ち着かない人も多かったのではないでしょうか。いろいろなことが変化し、非日常が日常と化しつつありますね。それでもペットというのは、変わらずそばにいて、私たちに癒しをくれます。

一方、コロナ禍に犬や猫を迎え「住環境と合わなかった」「思っていたのと違った」などの理由で、飼育放棄する人は後を絶ちません。今回はあえて「私がペットと暮らして大変だと感じること」を記事にしたいと思います。

〝多頭飼育〟は特に慎重に!

まず前提として〝多頭飼いはとても大変〟です。私の家には、トイプードルなどが5匹います。

フードをあげるときにも、食いつきが良い犬、食が細い犬、食べるのが早い・遅いなど、それぞれに個性があります。そのため我が家では、一度に全員分の給餌をする際、よく観察する必要があります。

食いつきの良い犬が、ゆっくり食べる犬のフードまで完食してしまい、その子だけどんどん太っていく……なんて経験もあるからです。〝あげっぱなし〟にはしないよう、気をつけています。また、頭数が多い分、トイレシーツの交換頻度も高いです。

全員の仲が良好なわけではありません。中には目を合わせるたびにケンカになるオス同士もいます。こればかりは相性もあるため、人間がコントロールできるものではないと、個々の性格を受け入れています。そのため、散歩もチーム分けするなど、さまざまな工夫をしています。

5匹もいると大変なこともたくさんありますが、可愛さは5倍、いえ、それ以上です!ただ、テレビやSNSなどで見かける〝多頭飼いの可愛さ、楽しさ〟だけに目を向けては、現実とのギャップに苦労するかもしれません。その背景にある、お世話の量や気遣い、出費についても忘れないでください。私も飼うと決めた以上、飼い主としての責任をもち、生涯を共にしていきたいと思います。

ペットのお迎えを検討されている方は、ご自身の環境や生活水準、ライフプラン、育てられる頭数などをよく考え、覚悟を持った上でお願いしたいです。

【筆者紹介】
津田 芳典(つだ・よしのり)

1980年札幌市生まれ。大手不動産賃貸会社で7年間勤務後、不動産管理会社に転職。11年不動産管理会社を設立。24年に会社売却し、第二の人生として新たなスタートを切る。愛犬4匹(トイプードル、チワワ)と暮らす。

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