「わんにゃんハート」にもかかわらず、気づけばわんこ情報ばかりを掲載している当媒体…(再反省)。にゃんこ情報も、より充実させていきたい!ということで、まずは猫を学び、楽しく暮らすためのヒントを得るセミナーへ参加してきました。

当記事では、猫ブリーダー兼ホリスティックカウンセラーの資格を持つ講師・菊池恵さんのお話しを再録。可愛い仔猫も登場しますので、お楽しみに♪

【セミナー講師紹介】
エキゾチック・ショートヘア・マンチカン専門
キャッテリールー&デュー代表/ホリスティックカウンセラー

菊池恵さん

愛猫
ぷーちゃん
(♂・9カ月・エキゾチック・ショートヘア)

「猫との暮らしは毎日が楽しく、とても癒やされます。猫の仕草や鳴き声などを理解することによって、関係性をより良いものにすることができます。猫をお迎えする方はもちろん、すでにお迎えされている方にとっても『猫を理解する』ことが大切です」

うっとり顔で喉をゴロゴロ…人にとっても癒やし効果アリ

猫がご機嫌なときには、目を細め、うっとりした表情で〝ゴロゴロ〟と喉を鳴らす傾向があります。

○満足の〝ゴロゴロ〟

飼い主のそばにいる安心感から、母猫といるような気分になり、喉をゴロゴロと鳴らします。

○要求の〝ゴロゴロ〟

ごはんやおやつ、遊んでほしい、甘えたいなどの要求があるときにも、喉を鳴らします。要求が高まると、音が大きくなりやすいです。

この〝ゴロゴロ音〟、実は人にとっても癒し効果があると言われています。

猫のゴロゴロ音の周波数は、ほぼ25ヘルツの低周波。20~50ヘルツの音には、緊張をほぐすための副交感神経を優位に立たせる効果があるんだそう。

さらに低周波には〝幸せホルモン〟こと「セロトニン」を分泌させる効果も♡有名なサッカー選手が骨折時、猫のゴロゴロ音を聴いて回復を早めた、という話しもあるほどです。

しかし、気をつけなければいけないのが〝猫はケガや体調不良のときにも、喉を鳴らすことがある〟ということです。

ご機嫌のゴロゴロなのか、気分を落ち着かせるためのゴロゴロなのか、見極められる飼い主になりましょう。

「近寄らないで!」わかりやすい〝不機嫌なサイン〟

猫といえば、気まぐれな性格が魅力。飼い主に従順…とはならないところがまた可愛かったりします。

下記のような表情になったときは、過度に接するのは厳禁。無理に手を出すと、噛まれてしまうかもしれませんよ~!

○大丈夫かな?平気かな?

通常の警戒レベル。耳はピンと立ち、瞳孔は中ぐらいの大きさに開きます。

○ん?なんだアイツ?

攻撃的な威嚇をする相手に対して、目をそらし、耳が横向きになります(イカ耳と呼ばれることも)

○これ以上来ないで!

威嚇し、戦闘モード突入。耳は倒れ、瞳孔は最大限に開き「シャーッ!」と声を出します。

○困ったな、どうしよう…

攻撃か受け身か、迷っているときになりやすい状態です。耳を倒し、口は半開きで相手をにらみつけます。

一般的に、仔猫から一緒に暮らしている場合には、ここまで威嚇をすることは少ないかもしれません。野良猫や人慣れしていない保護猫などは、このような表情になることもあるため、覚えておいてください。

ちなみに、お顔の表情を持つのは人間以外に、サル類、犬科、そして猫科ぐらいだと言われています。

表情を読み取れるようになれば、さらに楽しいキャットライフになること間違いナシ。いろいろなお顔を観察し、愛猫との信頼を深めてくださいね。

次回の更新もお楽しみにニャ~!

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