うりくん。
うりくんは多分、いまもどうして自分がママの元にいられないのか、わかっていないよね。

まだまだ一緒に寝たかったのに。まだまだ一緒に大好きな納豆を食べたかったのに。
一緒に生きていきたかったのに。

うりくんは、うりくんのお母さんがあなたを身ごもったときから、ママと一緒にいたんだよ。
生まれてきたとき、こんなに可愛い子は見たことなくて、もう食べてしまいたいくらいだったなぁ。

たくさんお母さんのお乳を飲んで、スプーンで離乳食を食べて、プクプクに太って、本当に可愛かった。

2カ月のとき、るなのほっぺたをかじって怒られたの、覚えてるかな?
いまもその小さな歯が刺さった傷がるなのほっぺたにあるけど、るなはその傷を「うりくんと一緒にいられた思い出」って泣いているよ。

うりくんはいま、どこにいるの?

帰ってきてほしいと毎日願っても、姿が見えない日々。

うりくんの代わりは、どこにもいない。

一生癒えることのない悲しみとは、このことを言うのか。

うりくんと過ごした日々は毎日が太陽。
うりくんがいない日々は毎日が雨。

いつかまたママのところへ生まれ変わってきた日には、大きな虹の橋を空に架けて、お知らせしてね。

Fromまいこ

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