札幌三越で好評開催中の写真展「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族」。多くの愛猫家から支持される動物写真家・岩合光昭さんが、世界中のネコと出会い、心から撮りたいと願った”家族愛”が、100点以上飾られています。

岩合光昭
1950年東京生まれ、動物写真家。身近なネコを半世紀以上、ライフワークとして撮りつづけている。2012年からNHK BSプレミアム「岩合光昭の世界ネコ歩き」の番組撮影を開始。著書に「ねこ」「ふるさとのねこ」「岩合光昭の世界ネコさがし」「ねことじいちゃん」「こねこ」「パンタナール」などがある。また2019年に「ねことじいちゃん」、2021年に「劇場版岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族」で映画監督をつとめる。

今回の写真展は、北海道の牧場と、ミャンマーのインレー湖が舞台。四季折々の北海道では、牧草地を自由にパトロールしたり、牛舎内で仔牛と同化した白黒のネコがくつろぐなど、北海道らしい純朴なシーンが満載です。


写真は季節ごとに分かれており「冬」のブースで真っ白な息を吐くネコの姿は、一瞬で白銀の世界へと誘うかのようです。流れゆく四季の中、ときに温かく、ときに厳しく、ネコたちは成長し、自分なりの新たな世界を築いていきます。

一方、ミャンマーでは、湖上に建つ小さな家にネコの家族とヒトの家族が暮らしています。寄り添い共に生きる絆が、美しい水面に輝きます。


人間の子どもとネコが、本物の兄弟のようにじゃれ合う姿や、魚を見つめるネコのキラキラした瞳、湖を舞うワイルドな姿にもご注目ください。

あるがままに……水と大地を舞台に繰り広げられる、ネコたちの愛と絆の物語。編集者も鑑賞させていただきましたが、ネコ家族の相関図や、それぞれの名前も紹介されているため、歩を進めるごとに感情移入します。気づけば「いいこだね」と、岩合さんの口グセがこぼれてしまうほど。写真展を後にする頃には、ほっこりした気持ちでいっぱいになりました。

札幌三越のPR担当・本間彩織さんは「コロナ禍で改めて感じる、家族愛や動物と人との絆。感染対策に留意しながら、ぜひ癒やされに来てください」と話します。

同フロアではさまざまな猫アイテムも販売しており、毎年人気の岩合さんのカレンダーやポストカードのほか、愛猫作家が手がけたグッズもズラリ。ぜひ期間内に、足を運んでくださいニャ。

【写真展】「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族」
場所/札幌市中央区南1条西3丁目8
期間/9月1日~9月27日まで(最終日は17時終了)
入場料/一般・大学生:700 円(税込)
高校・中学生:500 円(税込)
※小学生以下無料
※エムアイカード(一部対象外のカードあり)、エムアイ友の会カード、三越伊勢丹HD株主様ご優待カードの提示で、ご本人とお連れさま1名まで無料入場いただけます。また、障がい者手帳の提示で、ご本人と同伴者1名まで無料入場いただけます。

主催:写真展「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族」実行委員会
企画制作:クレヴィス

©︎:Mitsuaki Iwago
©︎:「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き2」製作委員会

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