久しぶりの更新となってしまいました。皆さん元気でお過ごしでしょうか。

これまでは愛犬家として「命あるペットを安易に飼うべきではない。覚悟を持って飼いましょう」と伝えつづけてきましたが、今回はペットと生活を共にすることで得られる数々のメリットをお話しようと思います。

やっぱり一番は“かわいい”ことですよね。抱っこしたときの温かさ、こちらをまっすぐ見る瞳、一緒に遊んでいる時の無邪気さ……挙げればきりがありません。

犬に限って言えば、散歩が必要となりますので、飼い主にとってもいい運動の機会になります。健康のために「筋トレしよう、ジョギングしよう」と決意しても、三日坊主で終わってしまう経験はありませんか?なんなら一日で断念してしまうなんてこともありそうですよね(笑)。

そんな意思が弱い人でも、かわいい家族のためなら毎日散歩に行くものです。一人で歩く1㎞はしんどくても、愛犬と歩く1㎞は楽しい。1年後、3年後、5年後――運動の習慣化は体に大きな影響を及ぼすことは明白です。愛犬のおかげで健康的な生活を送れるのですから、素晴らしいですよね。

また、1人暮らしの人なんかは、誰とも喋らずに一日が終わることもあるかと思います。そんなとき、ペットがいたらどうでしょう。自然と話しかけますし、表情や態度、仕草で人間の言葉に応えてくれます。孤独感が薄れるという高齢者も多いと思います、また、認知症の予防にもつながるのではないでしょうか。

もちろん、ご高齢の場合は、これからの健康寿命と犬を飼うタイミングなど、考慮するポイントは多々ありますが、健康続伸を含め、メリットは大いにあると思います。散歩が日課になれば、近所の方とあいさつを交わすようになり、愛犬家同士の交流が生まれることもありますよ。毎日散歩しているのに、急に姿が見えなくなれば、心配して駆けつけてくれる人が現れるかもしれません。動物が人と人を結びつけてくれることもあるのではないでしょうか。私も毎日、愛犬に癒やされながら楽しい日々を送っています。

【筆者紹介】
津田 芳典(つだ・よしのり)

1980年札幌市生まれ。大手不動産賃貸会社で7年間勤務後、不動産管理会社に転職。11年不動産管理会社を設立。24年に会社売却し、第二の人生として新たなスタートを切る。愛犬4匹(トイプードル、チワワ)と暮らす。

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